一般社団法人 東洋はり医学会とは

 東洋はり医学会は、1959年、昭和34年に創立、福島弘道ふくしまこうどう先生を会長として発足ほっそくされました。50年以上にわたり脉診流経絡治療みゃくしんりゅうけいらくちりょうの鍼灸師を育成するとともに、脉診流経絡治療の普及啓蒙ふきゅうけいもうを推進している学術団体で、これまでに、3,000名以上の脉診流経絡治療の臨床家りんしょうかを世に送りだしています。現在、国内外に1,000人以上(国内こくない35支部約700名、海外かいがい12支部約300名)の会員数をゆうし、すべての会員が実力のある鍼灸師を目指して、毎月、東京本部、および各支部において定例講習会を開催しています。臨床をとおして古典こてんを再検討し、病体を通じて経絡経穴を把握はあくし、以てもって伝統的な鍼灸術(脉診流経絡治療)の本道ほんどうを体得できるよう、手から手へ伝承でんしょうする活動をおこなっています。

 平成30年4月中旬ちゅうじゅんには、一般社団法人となり、鍼灸師の育成のみならず、鍼灸師会の発展にも尽力じんりょくし、これからも、多くの患者を救うために社会貢献しゃかいこうけんしてまいります。