11月(霜月) 日の光は弱まり、日脚(ひあし)も短くなってくる立冬の頃には、木の葉を枯らすような、冷たい風の木枯らしが吹いたり、冷たい雨の時雨(しぐれ)が、降ったりやんだりすることがあります。小雪(しょうせつ)の頃には、あさ、夕の冷えこみが厳しくなり、寒気により時雨が初雪にかわり、雪が舞ってくることもあります。また思いがけなく、風の弱いぽかぽか陽気の小春日和(こはるびより)になることもあります。
「秋から冬にかけての時期には、陽気が少なく、陰気が盛んになる時期なので、無理はしないで、陽気を貯蔵し、発汗しすぎて陽気が不足したり、体を冷やさないように努力するといい」という教えもあります。「いまだ、病まざるを治す」という考えがあるように、体の不調を感じたら、早めの治療をおすすめ致します。
令和4年11月20日(日)に、函館支部の定例講習会がおこなわれました。いつものように、お互いに優しい挨拶があり、定例講習会がはじまりました。今月は、宍戸尚先生の「線維筋痛症の経絡治療」の症例発表がありました。皆さまから、たくさんのご意見やご質問の受け答えがあり、活気に満ちた講習になりました。
来月の函館支部の定例講習会は、令和4年12月18日(日)におこないます。
