1月 睦月
年越し・年明けの「初詣」は、その昔、家長(戸主)が家族の幸せを願って大晦日から元旦にかけて、氏神の社にこもりました。この「年ごもり」が初詣の元となったと伝えられています。元日は、大正月を迎えられたことをよろこび祝ったり、年賀状が届けられたりするようになります。「初夢」とは1月2日に見る夢のこと。2日に、縁起の良い字を「書き初め」する人もいらっしゃいます。5日頃の小寒から20日頃の大寒、次の立春までのおよそ30日間は「寒(寒中・寒の内)」とよばれ、暦の上で寒さが厳しくなる時期。寒さがはじまる最初の日の小寒(1月5日頃)は「寒の入り」と呼ばれ『寒中お見舞い』を送りはじめるのもこの時期で、厳寒期に相手の健康を気づかう便り、または、年賀状を送ることができなかった人が年賀状のかわりとして『寒中お見舞い』を送るようになりました。
正月の松飾り(門松)を立てておく期間の「松の内」は、地域によってことなります。食などの正月の習慣は、それぞれのかたに違いがありますが、1年の無病息災を願い「お雑煮」「御節・節料理」のような祝いの料理をいただいたり、松の内を過ぎる1月7日の朝には「内蔵の働きを強め、体を丈夫にする」と教えられているお米、若葉の薬効のある貴重な栄養源だった春の七草をいれたおかゆ「七草がゆ」を食べ、無病息災を願ったり、弱った胃腸を休めたりするかたもいらっしゃいます。また、11日の「鏡開き」には、正月にお供えしていた、大小2段で陰と陽を表し、円満に年を重ねるという意味がこめられた鏡餅をさげ、無病息災を願い、おぞうに(お雑煮)・ぜんざい(善哉)、おしるこ(お汁粉)などを食べる人が増えていきました。「小正月」のような家庭的な習慣のあるあたりは、お米、体の邪気払いになるとされ、利尿作用・解毒作用、排膿作用などの効果のある小豆をいれた「小豆がゆ」を、家族が健やかに過ごせますよう祈り、いただきます。
令和8年1月18日(日)函館支部の定例講習会がおこなわれました。この日は、冬らしい寒さを感じる、雪が積もらなかった行き来しやすい日でした。年明けのご挨拶を交わし、和気藹藹の雰囲気の中、講習会がはじめられました。
午前中の講義は、『わかりやすい経絡治療・総集編 補瀉論』を、阿部孝先生が発表しました。基本的な内容から応用編にいたるまで、幅広い内容でした。質問がたくさんあり、活発な意見交換となりました。
午後は『基本刺鍼』と『小里方式』をおこない、お互いに手技の確認や、実技の向上にはげみ、とてもよい定例講習会をおこなうことができました。
来月はお休みになりますので、この次の開催は、再来月の令和8年3月15日(日)におこないます。

和気藹藹とした雰囲気の中で、講義を聞き学んでいるようす

刺鍼後の検脉中のようす
















