令和5年1月の支部定例講習会がおこなわれました。

1月(睦月) 年のはじめの「元日」を出発として祝い、数々の習慣がおこなわれていきます(縁起を祝う習慣があります)。5日は「小寒」「寒のいり」とも言い、小寒から節分までのおよそ1か月を「寒」または「寒の内」と言います。いよいよ寒さも厳しくなり、連日、雪が舞い降りるあたりがあります。7日に「七草がゆ」をいただき、冬期のビタミンなどの補給をしたり、「鏡開き」があったり、小正月には「小豆がゆ」をいただく習慣のあるあたりもあります。17日頃からおよそ18日間の「冬の土用」の期間は、体に不調が生じやすいので、内外の病因による体の歪みや経絡変動は補瀉し調整して、治癒力、生命力を高めながら、気分はゆったりとし過ごすとよいでしょう。「大寒」の頃から、日の光はまだ弱々しいながらも、しだいに昼が少し長くなったように感じられるようになります。

令和5年1月15日(日)に、函館支部の定例講習会がおこなわれました。年のはじめの明るい挨拶をし、定例講習会がはじまりました。このたびの講義は、阿部 孝先生による「実技解説」で、とてもわかりやすくお話しをされました。質問や意見などが多数あり、内容の充実している講習になりました。午後からは、いつものように「基本刺鍼」と「小里方式」がおこなわれました。今月も、活気のある支部定例講習会となりました。
来月の支部定例講習会はお休みし、再来月の令和5年3月19日(日)におこないます。

くわしい講義、講習中のようす