師走(陰暦) 12月 冬は夜が長くなり、しだいに寒さに閉ざされてゆくなか、冬のはじめにはおもいがけなくぽかぽか陽気(小春日和)になることがありますが 「寒さがしだいに厳しく感じられるようになり、寒気が南下し気温が下がると、雲の中のしぐれが雪にかわり、融けずに降ってくる」 と言われています。気温が冷え込み空気が乾燥する冬は、気温や湿度、気圧などの気象状況が、短時間のうちに過度に変動するのにともなって、冬に発症しやすい気象病のように、体が冷え、血液の循環が悪くなるのが原因で、病(神経痛、リウマチの人は)の痛みが発症しやすいので、寒さなどへの対策も必要になってきます。日々の気象状況の変動には注意をしながら、体の不調は治療し過ごしましょう。
令和6年12月15日(日)に函館支部の定例講習会がおこなわれました。この日は、凍てつく寒さを感じる、積雪のある日でしたが、お互いに明るい元気な挨拶を交わし、講習会がはじまりました。午前中の講義は、宍戸 尚先生の『経絡治療学原論 上巻』「第二章 気血営衛」の解説でした。質問や意見などが多くあり、活気のある講習になりました。とても勉強になったとおもいます。
午後からは、実技指導をおこないました。『基本刺鍼』にはじまり 『小里方式』の指導をし、それぞれが手技の向上に努めました。午前中の講義にあった 『気』と『穴』の内容を意識しながら、実技指導にとりいれました。とても充実していたとおもいます。
本年も、ご支援いただきましてありがとうございました。来年(来月)の定例講習会は、令和7年1月19日(日)におこないます。


今年は、国際指導者研修会に出席することができました。ご指導をされ、学術指導などについて話しをしながら頑張りました。ありがとうございました。来年も健康に過ごすことができ、よい年になりますように、よろしくお願い申し上げます。