令和2年2月の支部定例講習会がおこなわれました。

 節分、立春を過ぎて日が長くなってきましたが、暦の上での春とは名のみの寒気つづく折柄、令和2年2月16日(日)に、函館支部の定例講習会がおこなわれました。午前中の講義は、健康保険療養の傷病、疾患の「腰痛」を取り上げ、その4回目を、出席者全員により座談会形式でおこないました。古典より考えられる腰痛や、現代医学より考えられる腰痛、「病因」「病証」の、診方およびその手法などを話しあいました。和気藹々としている雰囲気の中、充実している講習会でした。午後の“手から手へ”の直接技術指導は、「基本刺鍼」と「小里方式」をおこないました。出席された聴講生も、脉の診方およびその手法が、徐徐にわかるようになったようでした。来月の支部定例講習会は、令和2年3月15日(日)を予定しております。

午前中の講義と習得中のようす
“手から手へ”の技術指導を体得中