(弥生)3月 春らしい陽気の日があると思うと、寒い日もある月で、寒暖をくりかえす季節。気温の不安定さを感じたり、気温の上昇が感じられるようになります。この頃を「気温の春」とよびます。啓蟄の頃は、冬眠をしていた虫が、外に出てくる時期。冬の間かくれていたものが、芽を出し活動的になり始めます。「余寒いまだつきず」といった頃で、日が急に長くなりはじめ「光の春」がはじまっています。昼間の時間が長くなり、太陽の光をたくさん受けるようになると、次に、少し遅れて暖まりはじめ陽気が多くなります。人体も陽気が多くなる時期。春を告げる花の開花発表などが告げられたりします。
令和5年3月19日(日)に、函館支部の定例講習会がおこなわれました。今月の講義は、宍戸 尚先生の「保健で取り扱う疾患 腰痛」でした。前半は「腰痛」に対する「標治法」について、後半は「治験2題」の発表がおこなわれました。質問やご意見などが多数あり、いつものように元気を感じる午前の講義となりました。午後からは「基本刺鍼」と「小里方式」をおこない、技術の修錬をして、終了となりました。来月の支部定例講習会は、令和5年4月16日(日)におこないます。
