令和6年5月の支部定例講習会がおこなわれました。

皐月(陰暦)5月 1日の八十八夜は立春から八十八日頃。この日を過ぎると、霜の影響も減って陽気もよくなり、種まきなどのめやすとなり、茶摘みも始まると言われています。5日の立夏は、暦の上では夏の始まる頃で、二十四節気の1つ。五月の空の晴れわたることを、五月晴れ(さつきばれ)と言い、過ごしやすい快適な天候を感じることが多くあります。雨が降ると五月雨(さつきあめ、さみだれ)とも言います。雨には「冷たい雨」と「暖かい雨」があり、雨雲の中で成長した雪や霰が融けて降ってきますが、日本に降る雨のほとんどは「冷たい雨」と考えられています。

令和6年5月19日(日)函館支部の定例講習会がおこなわれました。この日は、鶯(うぐいす)の鳴き声が聞こえている暖かい日で、遅咲きのさくらと、つつじなどがきれいに咲いてました。いつものように明るい挨拶を交わし、講習会がはじまりました。午前中の講義は、宍戸尚先生の『風邪に対する経絡治療』の症例発表でした。質問や意見がたくさんあり、今後、風邪に対する治療に、とても役に立つとおもいました。午後は実技指導をおこない、いつもどおりの『基本刺鍼』『小里方式』の技術の修錬をしました。充実した定例講習会でした。
来月の函館支部の定例講習会は、令和6年6月16日(日)におこないます。

経絡治療のくわしい講義、講習中