9月(長月)は、稲の開花期であり、暦の上では秋になりますが、残暑が厳しく感じられたりします。8日頃には 「草花に露(つゆ)が凝って白く見える」 という意味の白露(はくろ)を迎え、少しずつにはなりますが、秋が深まっていきます。日中には暑くなることもありますが、夜から朝にかけて、大気が冷えこむようになります。9日の「健康長寿を祝う重陽(ちょうよう)の節句」(菊の節句)の頃は 「夏の陽気盛んな時期を過ぎ、冷気が間にはいって、熱の陽気から寒の陰気が支配しはじめる」 と教えられています。「自然に調和して生活(暮らし)をすることが、長寿の秘訣だ」 という説も教えられています。
秋は、夏の疲れが体にあらわれたり、暑さ(残暑)のために体が弱っていたり、健康に影響がでやすくなりますので、いつも健康には留意をしながら、体の不調は早いうちに治すようにこころがけましょう。
令和5年9月17日(日)に、函館支部の定例交流会がおこなわれました。いつものように元気に挨拶を交わし、講習会がおこなわれました。午前中は、小林和世先生の、症例発表(本部で発表)がありました。よく纏まっており、素晴らしい内容でした。先生達からは、質問や意見、アドバイスがありました。本部でおこなわれる発表には期待しています。講義は、宍戸尚先生が、保険で取り扱う疾患の「頸腕症候群 シーズン2」をおこないました。先生達から、質問や意見がたくさんありました。
午後からは、いつものように「基本刺鍼」と 「小里方式」の実技をおこないました。令和5年8月27日、28日に開催された 「第24回 経絡大学技術講座」でおこなわれた内容の復習をかねて、勉強しました。とても充実した時間を過ごすことができました。
来月の函館支部の定例講習会は、令和5年10月15日(日)におこないます。












